後期研修医の1日

担当となった先生が、日頃の診療で迷った症例や珍しい症例などを発表していきます。見たことがない症例をどう考えるのか、先生方の診断までの思考過程を学ぶことができます。

月～金の5日間を午前午後に分けた週間スケジュール表が毎週配られます。各コマは読影・IVR・放射線治療・核医学に分けられています。やりたいと思っている専門分野が決まっていれば、その分野を主として業務内容を組んでいただけます。専攻医にとても配慮していただいており、すべての時間を自分の学びに費やすことができます。読影では自分の指導医がスケジュール表に記載されていて、読影していて疑問に思ったこと、分からなかったことを質問させていただきます。（ちなみに私はこの時間以外もたくさん質問させていただいています・・・笑）

読影(読影室/CT室/MRI室)・IVR・放射線治療・核医学などを行います。午前中と同じ業務のこともありますが、午前はIVR、午後は読影と、午前と午後で違う業務をすることもあります。放射線治療をローテートしている時は、読影やIVRなどの業務は行わずに、放射炎治療を集中的に学びます。

自己学習するもよし。早めに帰宅して家族とゆっくり過ごすもよし。私は時間がある日に、数日前に読影した症例のカルテを追ったり、読影室の本を読んだりしています。また、愛知医大病院は大学病院ではありますが、”長久手市民病院”の要素も担っています。そのため、ERのカルテには軽症〜重症すべての症例が揃っており、ここもチェックしています。「大学病院は市中病院とは違い、難しい症例ばかり偏っている」という心配はありません。